製品
API・ファイル・データベース・画面を、1 本のワークフローで
Kitewell は、基幹と周辺のシステムをつなぎ、業務を自動化するミドルウェアです。API のないシステムは人と同じように画面を操作し、画面が変わったときは AI が覚え直して動き続けます。オープンソースのワークフローエンジン Dagu の上で、貴社のコンピューターで動きます。

デモ環境での実際の実行
01仕組み
呼び出されて、つないで、記録する
ワークフローは、きっかけで動き出し、ステップを順に実行し、結果を返して記録を残します。
- 01
呼び出し
スケジュール、メールやファイルの到着、Webhook、REST API、MCP、手動の実行。
- 02
ワークフロー
接続、AI による読み取りや判定、人の確認、分岐と再試行を、決めた順に実行します。定義は YAML のファイルです。
- 03
接続先
基幹・業務システム、Web システム、Windows のアプリ、データベース、ファイルサーバー、メール。
- 04
記録
すべての実行を、ステップごとの結果と画面のスクリーンショットとともに残します。
02接続方式
システムごとに、いちばん確実な口から
1 つの業務の中で、口を混ぜて使えます。基幹システムのプログラムには手を入れません。
| 接続方式 | 使うとき | Kitewell では |
|---|---|---|
| API | システムに API や連携の仕組みがある | 社内外の API を HTTP で呼び出す。取り込んだ API 仕様からステップを作れる |
| ファイル | CSV や Excel の書き出し・取り込みがある | 共有フォルダーや SFTP のファイルを読み書きし、形式をそろえる |
| データベース | データを読めば済む | 読み取り専用のアカウントで、必要な値を読む |
| 画面 | どの口もない | AI が人と同じように Web やデスクトップの画面を操作し、覚えた手順をくり返す |
基幹システムのデータベースに直接は書き込みません。書き込みは取り込みの機能か画面から、業務のルールを通して行います。
つなげるシステム
03呼び出し
スケジュールでも、ほかのシステムからでも
EAI、ワークフロー基盤、業務システム、AI エージェントから、Kitewell のワークフローを 1 つのタスクとして呼び出せます。
- スケジュール
- 毎晩 2 時、月末の締め、営業日だけ、のように業務の暦に合わせて動きます。
- メール・ファイルの到着
- 注文書のメールや、共有フォルダーに置かれたファイルをきっかけに動きます。
- Webhook・REST API
- ほかのシステムから値を渡して起動し、実行の状態と結果を受け取ります。
- MCP
- 社内の AI エージェントや Claude、ChatGPT から、ワークフローを呼び出し、結果を調べます。
04ステップ
1 本のワークフローでできること
画面の操作
Web とデスクトップの画面を、「ログインIDの欄に入力する」のような言葉で書いて操作します。
API・ファイル・データベース
API の呼び出し、ファイルと Excel の読み書き、データベースの読み取り。
書類の読み取り
書式のそろわない注文書や請求書(PDF、FAX、Excel)を AI が読み、根拠とともに値を取り出します。
判定
AI の判定には確からしさを残し、確信の低いものだけを人に回します。
人の確認
基幹システムへの登録の前などに、担当者の確認や承認を挟みます。
一覧の行ごとの処理
Excel やシートの行ごとに同じ処理を実行し、結果を各行に書き戻します。
分岐・くり返し・再試行
条件による分岐、くり返し、失敗したときの再試行と、止まったステップからの再開。
通知
結果と確認が要るものを、メール、Slack、Microsoft Teams に知らせます。
05作る
言葉で作り、ファイルで管理する
やりたいことを伝えると、AI がワークフローを組み立てます。保存の前に人が確かめて適用し、できたものは Dagu の YAML のファイルとして手元に残ります。

デモ環境での実際の実行
06運用
動かし続けるための仕組み
画面の変更に追いつく
覚えた手順が合わなくなった操作だけを AI が覚え直し、何を直したかを画面ごと記録します。
止まったところから再開
失敗したステップから再開でき、終わった処理はやり直しません。
実行の記録
どのシステムに何を入れたかを、スクリーンショットとともに残します。
ナレッジ
業務のルールや直した理由をナレッジに残し、担当者が替わっても引き継げます。
ロボット管理台帳
すべてのワークフローの台帳を Excel で書き出せます。
変更の履歴
ワークフローの変更を版として残し、前の版に戻せます。
07構成と動作環境
動かす場所も、使う AI も、貴社が決める
Kitewell は、貴社のコンピューターで動きます。ワークフロー、実行の記録、認証情報は、そのコンピューターに残ります。
- 置く場所
- 社内のサーバーや PC、閉域網、貴社の Azure・AWS・Google Cloud の VM
- 無人の実行
- 社内のサーバーや専用の PC で、誰もサインインしていなくても動く
- AI モデル
- 貴社が契約する Azure OpenAI、Amazon Bedrock、Google Vertex AI、社内のサーバーで動くモデル
- データ
- 業務データ、実行の記録、認証情報は Kitewell を動かすコンピューターに残る。AI を使うステップの内容は、選んだ AI モデルにだけ送られる
- 認証情報
- 暗号化して保存し、AI には値を見せない
- ネットワーク
- インターネットに出られない閉域網でも動く
- macOS対応
- Windows対応
- Linux提供予定
よくある構成
- 01
貴社の Azure で完結する
Kitewell を貴社の Azure の VM に置き、AI は同じテナントの Azure OpenAI を使います。業務データは貴社の Azure から出ません。
- 02
閉域網で、社内のモデルを使う
インターネットに出られないネットワークの中で、社内のサーバーと社内のモデルだけで動かします。
- 03
貴社のシステムの一部として動く
貴社のシステムが Webhook や API で依頼を送り、Kitewell が画面を操作して結果を返します。
08法人向けの機能
会社として管理するために
実行ライセンスに含まれるもの
- 担当者の PC でのデスクトップ実行と、貴社のサーバー・VM での無人実行
- Descarty がホストする専用 VM でのクラウド実行
- 貴社が契約する AI や社内のモデルの利用
- 貴社のシステムから Webhook・REST API・MCP で呼び出す連携
- 請求書払い(銀行振込)、円建て、年間契約
管理・統制基盤(クラウド版・オンプレミス版)
- すべてのコンピューターの稼働、実行、失敗の一元管理と、ブラウザーのワークスペース
- SSO(SAML)と、社員の追加・削除の自動同期(SCIM)
- 全コンピューターの変更と実行を記録した監査ログの書き出しと長期保存
- プロジェクトごとのロールと、許可するサイト・アプリのポリシー
- 同期を貴社の環境内で完結させる閉域網での構成
- 開発・検証・本番の環境の分離と、ワークフローの昇格
09使い分け
今ある道具と、組み合わせる
Kitewell が要らない場合もあります。今の道具でできることは、そのまま使ってください。
| 道具 | 向いているもの | Kitewell との関係 |
|---|---|---|
| EAI・データ連携ツール | API・ファイル・データベースでの大量のデータ連携 | 大量の連携は EAI に。画面しかない相手と口が混ざった業務を Kitewell に。EAI から Kitewell を呼び出せる |
| デスクトップ型の RPA | 画面がほとんど変わらない、決まった操作の大量のくり返し | 画面が変わると止まるロボットは、同じ手順のまま Kitewell に移せる |
| iPaaS・クラウドの自動化 | SaaS どうしをクラウドでつなぐ | 社内にしかないシステムの側を Kitewell が受け持ち、Webhook で呼び出される |
| ワークフロー・BPM 製品 | 人が回す申請と承認の流れ | 流れの中のシステム操作を、1 つのタスクとして Kitewell が実行する |
| 個別のインターフェース開発 | 大量で、長く変わらない連携 | 旧システムの改修や新システムの API を待たずに、残りのつなぎ目を閉じる |
貴社のシステムで、動くところをご覧ください
つなぎたいシステムと使える口をうかがい、デモと接続検証で Kitewell の動きをお見せします。