現場で作って育てる、AI ネイティブ RPA の導入
現場の担当者が、自分の業務の自動化を AI と会話して作り、直し、育てていく。そのための導入の進め方です。体験とパイロットで確かめてから、社内のルールを整え、部署から部署へ広げます。
API のないシステムの連携は、Descarty が作って保守する案件で、進め方が違います。システムの連携の進め方を見る
全体の流れ
- 1体験60 分・オンライン
- 2パイロットの計画1〜2 週間
- 3パイロット(1 か月の共同検証)1 か月
- 4本導入1 か月前後
- 5社内展開部署ごとに 1〜2 か月
- 6運用して育てる継続
1
体験
60 分・オンライン無料- 貴社
- 現場の担当者に、ご自分の業務を 1 つ持って参加していただきます。Kitewell は、貴社の PC か、Descarty が用意する環境で使います。
- Descarty
- 担当者がその業務を AI と会話しながら作ってみるのを、横で支えます。
- 得られるもの
- 現場の担当者が、自分で作れるかどうか
2
パイロットの計画
1〜2 週間無料- 貴社
- 対象の部署を決め、その部署の業務一覧や業務手順書をお渡しいただきます。推進のご担当者と、情報システムのご担当者にも入っていただきます。
- Descarty
- 業務を一覧にして優先順位をつけ、誰が何を作るか、成功の基準、動かす場所を一緒に決めます。セキュリティのチェックシートにも回答します。
- 得られるもの
- パイロットの計画(対象の業務、体制、成功の基準、構成)とお見積り
- ここまで無料です。現場が作れるかどうかと、パイロットの計画は、ここで決まります。
3
パイロット(1 か月の共同検証)
1 か月50 万円(税別)。成功基準を満たさなければ無料- 貴社
- 注文書と秘密保持契約を結び、対象の部署の担当者に、研修と作る時間をとっていただきます。
- Descarty
- 研修のあと、担当者がご自分の業務を作るのに付き添い、難しい所は Descarty が作ります。最後に効果を測り、社内展開の計画と一緒に報告します。
- 得られるもの
- 減った時間、現場が自分で作った数と直した数の実測と、社内展開の計画
4
本導入
1 か月前後ライセンス(お見積り)。共同検証の費用は初年度の契約金額に充当- 貴社
- 共有のコンピューターや社員の PC を用意し、社内のガイドラインを決めます。
- Descarty
- 権限、本番に上げる前の確認の流れ、ロボット管理台帳、研修の仕組みを、一緒に整えます。
- 得られるもの
- 社内で広げるための環境とルール
5
社内展開
部署ごとに 1〜2 か月研修と立ち上げの支援(お見積り)- 貴社
- 部署ごとに作り手を決め、推進チームが作ったものを確かめます。効果を集計して、経営に報告します。
- Descarty
- 部署ごとの研修と立ち上げに付き添い、部署をまたぐ業務や難しい自動化を支援します。
- 得られるもの
- 部署から部署へ広がった自動化と、効果の集計
6
運用して育てる
継続ライセンスと保守サポート(お見積り)- 貴社
- 現場は、業務が変わるたびに自分で直し、改善を続けます。推進チームは、台帳で全体を把握します。
- Descarty
- 製品のサポート、AI が直せない停止の原因の切り分け、更新の前の影響の確認、難しい自動化の支援を続けます。
- 得られるもの
- 現場が持ち続け、育っていく自動化
法人向けプランは、請求書払い、円建て、年間契約です。
誰が作り、誰が直すか
業務の中身によって、作る人を分けます。分担はパイロットの計画で決め、本導入で社内のルールにします。
現場の担当者
自分の業務の自動化を、AI と会話して作り、直し、育てます。
- Excel や Web システムへの入力
- メールで届く書類の処理
- 取引先のサイトからの情報の取得
- 業務が変わったときの手順の変更
推進チーム・情報システム
部署をまたぐものや、影響の大きいものを作り、確かめます。
- 部署をまたぐ業務
- 基幹システムに書き込む業務
- 共有のコンピューターで動かすもの
- 現場が作ったものを、本番に上げる前に確かめる
Descarty・パートナー
難しい所と、立ち上げを支えます。
- API のないシステムとの連携
- 例外の多い業務や、難しい自動化
- 立ち上げと研修
- 製品のサポート
野良ロボットを生まないために
- AI が作ったワークフローは、人が確かめてから保存されます
- 現場が作ったものは、本番に上げる前に推進チームが確かめます
- すべてのワークフローを、ロボット管理台帳で一覧にします
- 誰が、いつ、何を変え、何を実行したかが記録に残ります
- プロジェクトごとに、誰が作れて、誰が使えるかを決めます
パイロットの対象を決める
対象の部署の業務を一覧にし、効果の大きい順に、誰が作るかと一緒に決めます。1 つの業務だけでなく、部署の業務の全体から選びます。
例:販売部門の業務の一覧
| 業務 | 月の件数 | 月の時間 | 使うシステム | 自動化の候補 | 作る人 | 順番 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 受注の入力 | 1,200 件 | 100 時間 | メール、販売管理 | AI が注文書を読んで登録し、金額に差異があるものだけ人が確かめる | 現場 | 1 |
| 取引先ポータルの確認 | 毎日 | 20 時間 | 取引先 5 社のサイト | 受注と納期の変更を毎朝集める | 現場 | 1 |
| 請求書の発行 | 300 件 | 30 時間 | 販売管理、会計ソフト | 受注の登録に続けて、請求書を作って送る | 推進チーム | 2 |
| 出荷の指示 | 1,000 件 | 40 時間 | 販売管理、倉庫のサイト | 倉庫のサイトに出荷の指示を入力する | 現場 | 2 |
| 入金の消込 | 300 件 | 25 時間 | ネットバンキング、会計ソフト | 明細と請求を照合し、合わないものだけ人が確かめる | 推進チーム | 3 |
展開の計画の例
- パイロット(1 か月)
- 受注の入力と、取引先ポータルの確認
- 2〜3 か月目
- 部署のほかの業務(請求書の発行、出荷の指示、入金の消込)
- 4 か月目から
- ほかの部署へ
例です。実際の計画は、お預かりした業務一覧と業務手順書、聞き取りから作ります。
構成を決める
パイロットの計画で、社内で広げることを見越して、情報システムのご担当者と一緒に決めます。
規模
必要な台数とライセンスが決まります。
- 自動化する業務の数と、1 か月の件数
- 同時に動かす数と、動かす時間帯(夜間、月末など)
- 使う部署と、作る人の数
どこで動かすか
実行の記録、結果、認証情報は、動かすコンピューターに保存されます。
- 社員の PC
- 共有のコンピューター(貴社の Azure、AWS、Google Cloud の VM や社内のサーバー)。誰もサインインしていなくても動きます
- 閉域網(外部と通信しない構成)
- Descarty がホストする、貴社専用の VM
何をきっかけに動くか
現場の業務に合わせて決めます。
- 決まった時刻に動かす(毎朝、月末など)
- メールが届いたら動かす(Gmail、Microsoft 365、IMAP)
- 担当者がその場で動かす
- Excel の一覧の行ごとに動かす
AI モデル
画面の内容は、選んだモデルに送られます。
- 貴社が契約する Azure OpenAI、Amazon Bedrock、Google Vertex AI
- 主要な AI モデルの API
- OpenAI 互換の社内・ローカルのモデル
データとセキュリティ
社内の決まりに合わせて決めます。
- 画面の内容を、どの AI に送ってよいか
- チームの同期を使うか、貴社の環境の中で完結させるか
- 変更と実行の記録(監査ログ)を残す期間
サポートの体制
困ったときに、誰に聞くかを決めます。
- 現場からの質問を、推進チームが受けるか
- 推進チームから Descarty への問い合わせ窓口
- 障害時の対応時間(SLA)
- SIer やパートナーが一次窓口になるか
パイロットの進め方
1 つの部署で、担当者が自分の業務を作り、直せるところまで確かめます。
- 1 週目
研修と業務の整理
担当者向けの研修を行い、業務手順書から業務フロー(今の流れと、自動化した後の流れ)を作ります。誰が何を作るかと、成功の基準も決めます。
- 2〜3 週目
現場が作る
担当者がご自分の業務を AI と会話して作り、Descarty が付き添います。難しい所は Descarty が作ります。週 1 回 30 分、進み具合を確かめます。
- 4 週目
効果を測って報告する
本番と同じ画面とデータで動かして効果を測り、画面の一部が変わっても止まらないかを確かめて、社内展開の計画と一緒に報告します。
成功基準の例
- 対象の業務の時間が、合意した割合以上減る
- 担当者が、自分で作ったワークフローを自分で直せる
- 画面の一部が変わっても、ワークフローを変えずに処理が続く
- AI の利用料が、合意した上限に収まる
結果と費用
- 満たした場合
- 50 万円(税別)をご請求します。本契約に進む場合は、初年度の契約金額に充当します。
- 満たさなかった場合
- ご請求しません。うまくいかなかった理由と対処の方法を、レポートでお伝えします。
例:受注の入力の業務フロー
今の流れ
- メールで届いた注文書を開いて確かめる人の作業
- 販売管理システムに、注文の内容を手で入力する人の作業
- 在庫と金額を目で確かめる人の作業
- 受注確認を作って、取引先に返信する人の作業
- 受注台帳の Excel に転記する人の作業
自動化した後の流れ
- 注文書のメールを受け取るメール
- 注文書(PDF・Excel)の内容を読み取るAI判定
- 在庫と金額を照合する自動
- 金額に差異がある注文だけ、担当者が確かめる承認
- 販売管理システムに登録するWeb操作
- 受注確認を返信し、受注台帳に記録するメール
例です。実際の業務フローは、お預かりした業務手順書と画面から作ります。
運用して育てる
業務は変わり続けます。起きることと、誰がどう対応するかです。
| 起きること | 対応 |
|---|---|
| 業務が変わった | 現場の担当者が、AI と会話して手順を直します。直した理由はナレッジに残ります。 |
| 画面が変わった | AI が画面を読み直して処理を続けます。どの操作を覚え直したかは、実行の記録に残ります。 |
| 新しく自動化したい | 現場が作り、推進チームが本番に上げる前に確かめます。難しいものは Descarty が支援します。 |
| 担当者が替わる | ワークフローの目的と直し方がナレッジに残っていて、後任はアシスタントに聞きながら引き継げます。 |
| AI が直せずに止まった | Descarty が原因を切り分けます(Kitewell の不具合か、相手のサイトや業務の変更か)。Kitewell の不具合なら、直した版をお届けします。 |
| Kitewell を更新する | 更新の前に、貴社のワークフローへの影響を確かめてご案内します。 |
| 毎月 | 推進チームが、台帳で全体の稼働と効果を確かめます。Descarty は保守サポートとして稼働を報告します。 |
| 障害 | 契約で定めた対応時間(SLA)の中で対応します。 |