人が運んでいる、システムのあいだ
社内のシステムどうしの受け渡しが、今も人の手で回っていませんか。
夜間に書き出される基幹システムの CSV
部門の Excel と会計ソフトへ
届いた注文書(PDF、FAX、Excel)
API のない販売管理に受注入力
販売管理の受注
取込機能のない出荷の Windows アプリへ
社内のデータベースの在庫
毎朝の在庫表を、社内メールで
本社のサーバーのデータ
拠点のサーバーへ
生産管理の画面の実績
共有フォルダーの帳票へ
人事システムの異動
勤怠システムと給与ソフトへ
社内のシステムの受注
取引先の Web-EDI に回答
実際の動き
取引先ごとに書式の違う注文書(PDF と Excel)を AI が読み、担当者が確かめたあと、API のない販売管理システムに受注を入力して、受注確認と受注台帳を書き出します。販売管理の画面がリニューアルしても、AI が読み直して入力を続けます。
つなぎ方は、使える口から選ぶ
システムごとに、いちばん確実な口からつなぎます。1 つの業務の中で、口を混ぜて使えます。基幹システムのプログラムには手を入れません。
| つなぎ方 | 使うとき | Kitewell では |
|---|---|---|
| API | システムに API や連携の仕組みがある | 社内の API を HTTP で呼び出す |
| ファイル | CSV や Excel の書き出し・取り込みがある | 共有フォルダーや SFTP のファイルを読み書きし、形式をそろえる |
| データベース | データを読めば済む | 読み取り専用のアカウントで、必要な値を読む |
| 画面 | どの口もない | AI が人と同じように画面を操作する。覚えた操作は AI を使わずにくり返す |
基幹システムのデータベースに、直接は書き込みません。書き込みは、取り込みの機能か画面から、業務のルールを通して行います。
つなげるシステム
人がいない時間も、つながったまま動く
夜間や月末の処理を、決まった順番で、人がいなくても動かします。
- 決まった時刻に動く
- 毎晩 2 時、月末の締め、メールが届いたときなど、業務に合わせて動き出します。
- 人がいなくても動く
- 社内のサーバーや専用の PC で、誰もサインインしていなくても動きます。
- 順番を守る
- 前のシステムの処理が終わってから次へ進み、受け渡しの順番を守ります。
- 止まったところから再開
- 失敗したステップから再開でき、終わった処理はやり直しません。
- 書き込む前に承認
- 基幹システムに登録する前に、担当者の承認を挟めます。
- すべてを記録
- どのシステムに何を入れたかを画面のスクリーンショットとともに残し、終わったら担当者に知らせます。
AI に任せるところ、任せないところ
AI は、人が判断していたところと、変わった画面の覚え直しに使います。基幹システムへの書き込みは、確かめた手順で行います。
- 書類を読む
- 書式のそろわない注文書や請求書(PDF、FAX、Excel)を AI が読み、マスタと照らし合わせて検算します。
- 言葉で作る
- やりたいことを言葉で伝えると、AI がワークフローを組み立てます。保存の前に、人が確かめます。
- 画面の変更に追いつく
- ボタンの位置や項目名が変わっても、AI が画面を読み直して覚え直し、何を直したかを記録に残します。
- 書き込みは、確かめた手順で
- 覚えた操作は AI を使わずにくり返し、登録の前に担当者が承認します。
- AI モデルは貴社が選ぶ
- 貴社が契約する Azure OpenAI や、社内のサーバーで動くモデルを選べば、画面と書類は社外に出ません。パスワードは AI に見せません。
- AI エージェントから基幹システムを使う
- 社内の AI エージェントや Claude、ChatGPT から、MCP で基幹システムの在庫や受注を調べられます。
置く場所と、データの扱い
Kitewell は、貴社のサーバー、PC、VM で動きます。ワークフロー、実行の記録、認証情報は、そのコンピューターに残ります。
置く場所
- 社内のサーバーや PC
- 閉域網
- 貴社の Azure、AWS、Google Cloud の VM
- Descarty がホストする、貴社専用の VM
データの扱い
- 業務データ、実行の記録、パスワードは、Kitewell を動かすコンピューターに残ります
- AI を使うステップの内容は、選んだ AI モデルにだけ送られます。社内のモデルを選べば、社外には出ません
きっかけ
- スケジュール毎晩、月末の締め
- 社内メール注文書や依頼が届いたとき
- 社内のシステム、AI エージェントMCP で呼び出し
貴社のネットワーク
- Kitewell社内のサーバーで、誰もいなくても動く
- 基幹システム、業務アプリAPI、ファイル、データベース、画面で
- 担当者登録の前に承認
結果
- 共有フォルダー、Excel帳票と台帳
- 社内メール、チャット結果と、確認が要るもの
今ある道具との使い分け
Kitewell が要らない場合もあります。今の道具でできることは、そのまま使ってください。
| 道具 | 向いているもの | 社内のシステムどうしをつなぐとき |
|---|---|---|
| Power Automate と Power Automate Desktop | Microsoft 365 とクラウドのサービスをつなぐ。手元の PC で人が起動する作業 | インターネットへの接続が要り、職場のアカウントのフローはクラウド(Dataverse)に保存される。クラウドのフローから社内のシステムに届くには、オンプレミス データ ゲートウェイ(Azure Relay 経由)と有償のライセンスが要る |
| デスクトップ型の RPA | 画面がほとんど変わらない、決まった操作の大量のくり返し | 画面が変わると止まり、作った人が直す。夜間の実行やネットワークをまたぐ処理には、仕組みを別に用意する |
| EAI・データ連携ツール(ASTERIA Warp、DataSpider など) | API やデータベースのある、大量のデータ連携 | 画面しかないシステムには届かない。専門の担当者とツールの費用がかかる |
| システムの作り替え | 業務の仕組みごと見直すとき | 数年と大きな費用がかかり、その間の転記は残る |
| Kitewell | API、ファイル、データベース、画面が混ざる、社内のシステムどうしの業務 | 社内のコンピューターで動き、口を選んでつなぎ、画面の変更は AI が直す |
総務省の自治体向けの RPA のガイドブック(2025 年 7 月)も、RPA は基本的にネットワークごとに導入し、デスクトップ型の RPA では夜間に処理を実行することが難しいとしています。
連携の進め方
診断と、つないで見せるところまでは無料です。
- 1
診断
無料つなぐシステムの画面や仕組みをうかがい、どの口でつなげるかと、つなぎ方をお伝えします。
- 2
つないで見せる
無料実際の画面(検証用の環境、または作業の録画とサンプルのデータ)で、データを取り出し、入れるところを動かしてお見せします。
- 3
1 か月の共同検証
50 万円(税別)。成功基準を満たさなければ無料要件(どのデータを、何をきっかけに、何件、エラーのときどうするか)と設計(どの口でつなぐか、どこに置くか、ネットワークの条件、認証情報の扱い)を決め、本番と同じ画面で、エラーのときと画面が変わったときまで試します。
- 4
構築と本番移行
構築はお見積り。ライセンスはオンプレミス 1 台 月額 5 万円(税別)。共同検証の費用は初年度の契約金額に充当残りの連携を作り、受け入れテストを経て、本番へ移します。
- 5
保守
保守サポートは月額(お見積り)画面が変わったときは AI が直します。止まったときは通知し、Descarty が原因を切り分けます。障害時の対応時間(SLA)を決め、毎月の稼働を報告します。手順を変えたいときは、貴社でも AI と会話して直せます。
現場の担当者が自分で自動化を作って育てる導入は、進め方が違います。AI ネイティブ RPA の導入の流れを見る
つなげるか、診断します
つなぎたいシステムどうしを教えてください。原則として当日中(営業日)にご連絡し、画面や仕組みを拝見したうえで、どの口でつなげるかと、進め方をお伝えします。
- システムの正式な名前がわからなくても構いません
- インターネットに出られない環境でも構いません
- 画面のスクリーンショットは、ご連絡のあとにお送りいただきます
よくある質問
- 基幹システムの改修や、ベンダーの協力は必要ですか?
- 必要ありません。API やファイルの取り込みがあればそれを使い、なければ人と同じ画面とアカウントで操作します。基幹システムのプログラムや設定には手を入れません。
- インターネットに出られない環境でも使えますか?
- 使えます。Kitewell は社内のコンピューターで動き、ワークフローと実行の記録もそこに残ります。AI を使うステップには、社内のサーバーで動くモデルを選べます。動かす環境の条件は、診断でうかがいます。
- ネットワークが分かれているシステムどうしもつなげますか?
- ネットワークの区切りを越えて通信させることはしません。両方に届く場所に Kitewell を置くか、それぞれのネットワークに置き、決められた受け渡しの方法でつなぎます。貴社のネットワークの決まりに合わせて設計します。
- 基幹システムの画面が変わったら、止まりませんか?
- ボタンの位置や項目名が変わっても、AI が画面を読み直して操作を覚え直し、処理を続けます。何を直したかは実行の記録に残ります。AI が直せないときは担当者に知らせ、どこで止まったかを示します。
- 誤って登録してしまうことはありませんか?
- 登録や更新の前に、担当者の承認を挟めます。登録したあとに画面を読み直し、正しく入ったかを確かめる手順も入れられます。すべての実行は、画面のスクリーンショットとともに記録に残ります。
- AI は社外のサービスを使いますか?
- 使う AI モデルは貴社が選べます。貴社が契約する Azure OpenAI、Amazon Bedrock、Google Vertex AI や、社内のサーバーで動く OpenAI 互換のモデルを使えます。社内のモデルを選べば、画面と書類は社外に出ません。覚えた操作をくり返すときは、AI を使いません。
- 端末エミュレーター(ホストの画面)も操作できますか?
- Windows で動く端末エミュレーターの画面を、人と同じように操作します。使えるかどうかは、診断で画面を拝見して確かめます。
- 社内のシステムから、Kitewell を呼び出せますか?
- 社内のシステムや AI エージェントから、MCP で呼び出せます。決まった時刻、メールの到着、Excel の一覧の行ごとにも動き出します。
- 費用はどれくらいですか?
- 診断と、つないで見せるところまでは無料です。1 か月の共同検証は 50 万円(税別)で、成功基準を満たさなければ費用はいただきません。ライセンスはオンプレミス 1 台 月額 5 万円(税別)、構築と保守はお見積りです。
- 作ったあとは、どう保守しますか?
- 画面が変わったときは AI が直します。手順を変えたいときは、ご担当者が AI と会話して直せます。止まった原因の切り分けなどには、Descarty の保守サポートも用意しています。