製品
閉域網の中だけで、つないで、動かして、管理する
Kitewell は、インターネットに出られないネットワークの中で、社内のサーバーと社内の AI モデルだけで動きます。外向きの通信は要りません。ライセンスの認証、更新、ワークフローのバージョン管理と展開、監視まで、閉域網の中で完結します。
01構成
外に出る線のない構成
Kitewell、社内の AI モデル、管理・統制基盤を、すべて閉域網の中に置きます。仕事のきっかけも、結果の届け先も、閉域網の中にあります。
閉域網インターネットへの通信:なし
きっかけ
- スケジュール毎晩、月末の締め
- 社内のメール、共有フォルダー注文書やファイルが届いたとき
- 社内のシステム、EAIWebhook、REST API で呼び出し
社内のサーバーとシステム
- KitewellWindows Server や VM で、無人で動く
- 社内の AI モデルOpenAI 互換のモデルサーバー
- 管理・統制基盤(オンプレミス版)監視、展開、監査ログ
- 基幹・業務システムAPI、ファイル、データベース、画面で
結果
- 共有フォルダー、帳票結果のファイルと台帳
- 社内のメール、チャット結果と、確認が要るもの
- 呼び出し元のシステムHTTP で結果を返す
02通信
機能ごとの通信と、閉域網での扱い
標準の構成で外と通信する機能も、閉域網の構成では社内に置くか、使いません。
| 機能 | 標準の構成 | 閉域網の構成 |
|---|---|---|
| AI モデル | 選んだ AI の提供者に送る | 社内のモデルサーバーにだけ送る |
| アシスタント(言葉で作る・直す) | 選んだ AI モデルで動く | 社内のモデルで動く |
| ライセンスの認証 | Kitewell のアカウントで認証する | インターネットに接続せずに認証する |
| 更新 | kitewell.com から自動で届く | 貴社が検証した版を持ち込んで適用する |
| 管理と同期 | Descarty が運営するクラウド版 | 管理・統制基盤のオンプレミス版を閉域網に置く |
| 通知 | メール、Slack、Microsoft Teams | 社内のメールサーバーと社内のチャット |
| 外部からの呼び出し | ChatGPT・Claude と Webhook は、Descarty の中継サーバーを通る | 使わない。社内のシステムから REST API・Webhook で直接呼び出す |
| Web 検索 | Descarty のサービスを通る | 使わない |
03持ち込みと更新
持ち込んで、検証してから、更新する
閉域網では、何をいつ入れるかを貴社が決めます。貴社が適用しない限り、何も変わりません。
- 持ち込み
- 署名つきのインストーラーと、その SHA-256 のハッシュを提供します。照合してから閉域網に持ち込めます。
- ライセンス
- インターネットに接続せずに認証します。
- 版の固定
- 自動更新を止め、貴社が検証した版だけを使います。
- 更新の手順
- 検証の環境で確かめた版を、本番に適用します。更新の前にバックアップを取り、問題があれば前の版に戻せます。
04運用と管理
運用に要る機能は、閉域網の中で全部使える
複数のコンピューターをまとめて管理する機能は、管理・統制基盤のオンプレミス版として、閉域網の中に置きます。
変更を管理する
- バージョン管理
- ワークフローの変更を版として残し、差分を比べ、前の版に戻せます。定義は YAML のファイルなので、社内の Git でも管理できます。
- 展開
- 開発・検証・本番の環境を分け、検証したワークフローを本番に昇格します。
- 割り当て
- どのワークフローをどのコンピューターで動かすかを、1 か所で決めます。
- ロボット管理台帳
- すべてのワークフローの台帳を、FISC の管理項目の順に Excel で書き出します。
動きを見る
- 監視
- すべてのコンピューターの稼働、実行、失敗を、1 か所で見られます。
- アラート
- 止まったコンピューターと失敗した実行を、社内のメールやチャットに知らせます。
- 実行の記録
- ステップごとのログ、出力、所要時間、画面のスクリーンショットを残します。
- 監査ログ
- 全コンピューターの変更と実行を記録し、書き出して長く保存できます。
守る・戻す
- 権限
- プロジェクトごとのロールと、操作を許すサイトとアプリのポリシーを決めます。
- SSO と SCIM
- 社内の認証基盤(SAML)でサインインし、社員の追加と削除を自動で反映します。
- API キー
- キーごとに対象のプロジェクト、権限、有効期限を決め、個別に失効できます。
- 復旧
- 定期的にバックアップを取って復元でき、失敗したステップから再開できます。
05動作環境
置く場所と、つなげるもの
社内のサーバーや VM に置き、閉域網の中の画面、ファイル、データベース、API につなぎます。
- Kitewell を置く場所
- Windows Server 2019 以降、Windows 10(バージョン 1809 以降)・Windows 11 の 64 ビット版。社内の仮想基盤や、閉域網に置いたクラウドの VM
- 無人の実行
- 誰もサインインしていなくても動く
- AI モデル
- OpenAI 互換の API を持つ社内のモデルサーバー(vLLM、Ollama など)
- 操作できる画面
- Web システム、Windows のアプリ、端末エミュレーター、VDI・Citrix・リモートデスクトップ越しの画面
- つなぎ方
- API、ファイル(共有フォルダー、SFTP)、データベースの読み取り、画面
- ネットワークの区切り
- 区切りを越えて通信させません。両方に届く場所に置くか、それぞれのネットワークに置き、決められた受け渡しの方法でつなぎます
06審査の資料
情報システム部門とセキュリティの審査に
導入の審査に使える資料をそろえています。
- Kitewell セキュリティ概要(PDF)
- 外部に送られる情報と送られない情報、現時点の制限事項、セキュリティチェックシートでよく問われる項目への回答。
- ロボット管理台帳テンプレート(Excel)
- FISC が示すロボットの管理項目から選んだ 15 項目と、記入例。
07進め方
閉域網の中で確かめてから、本番へ
- 01
接続検証
無償閉域網のシステムでも構いません。作業の録画とサンプルのデータなら、貴社のネットワークに入らずに、Kitewell でつなげるかを確かめられます。
- 02
PoC(1 か月)
50 万円(税別)貴社の閉域網の中で、本番と同じ画面とデータで動かし、合意した成功基準で確かめます。満たさなければ費用はかかりません。
- 03
本番導入
構成に合わせてお見積り検証した版を本番の環境に持ち込み、無人実行と管理・統制基盤を、構成に合わせて置きます。
よくある質問
- インターネットに一度もつながずに導入できますか?
- できます。署名つきのインストーラーを持ち込んでインストールし、ライセンスもインターネットに接続せずに認証します。導入のあとも、外向きの通信はありません。
- 更新はどう行いますか?
- 自動更新を止め、貴社が検証した版を持ち込んで適用します。検証の環境で確かめてから本番に適用でき、更新の前のバックアップから前の版に戻せます。
- 社内のモデルで、画面の操作や覚え直しまでできますか?
- できます。画面を操作するステップには、画面を読めるモデルを選びます。書類の読み取り、判定、アシスタントも、同じ社内のモデルサーバーで動きます。
- VDI や Citrix、リモートデスクトップ越しの画面も操作できますか?
- できます。Kitewell は人と同じように画面を見て操作するため、VDI、Citrix、リモートデスクトップの画面の中にあるシステムも操作できます。
- 管理・統制基盤も、閉域網に置けますか?
- 置けます。オンプレミス版を貴社のサーバーに置き、監視、展開、監査ログ、SSO を閉域網の中で使います。同期も貴社の環境の中で完結します。
- ネットワークが分かれているシステムどうしもつなげますか?
- ネットワークの区切りを越えて通信させることはしません。両方に届く場所に Kitewell を置くか、それぞれのネットワークに置き、決められた受け渡しの方法でつなぎます。置き方は、貴社のネットワークの決まりに合わせて決めます。
閉域網の中のシステムで、接続検証を
つなぎたいシステムと、ネットワークの決まりを教えてください。閉域網のシステムでも、作業の録画とサンプルのデータから始められます。